Vegan
Vegan(ヴィーガン・ビーガン)について
ヴィーガン(ビーガン)とは、厳格な菜食主義者のこと。動物性の食品を全く食べないのはもちろん、多くの場合、動物実験をする企業の製品や、毛皮や皮革製品も消費しません。
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地球上のあちらこちらで気候変動による悲しい災害が起きています。原因のひとつが温室効果ガスであることはよく知られています。みんながヴィーガン(ビーガン)になると、温室効果ガスが70%も減ると予測されています。
とはいえ、基本的にヴィーガンはとてもハードルが高く、続けるのはもっと厳しい。でも、より植物ベースの食事にすることで予測される利益の大きさには驚きます。例えば、週に1日だけのヴィーガンでも自分の分で10%は減らせるのです。
2016年に発表されたオックスフォード大学の研究チームによるデータ
植物ベースの食事に移行することによる健康と気候変動の両方の影響を推定
食事 |
死亡を回避 |
温室効果ガス |
ガイドライン通り (経済利益) |
510万人 (20~30兆ドル) |
29%減 (5700億ドル) |
ベジタリアン | 730万人 | 63%減 |
ヴィーガン |
810万人 |
70%減 |
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わたし個人としては、動物性のものをとることも必要だと感じています。消化力はひとそれぞれですから、ヴィーガン(ビーガン)で精力的な人もいれば、貧血で動けなくなってしまうひともいます!(タンパク質や鉄、B12など不足しがちな栄養があるのは事実です)後者のような方は、食事からしっかり栄養を摂ることで、健やかな暮らしをおくるべきです。でも、動物たちの環境を思うと、なるべく減らしたいとは思ってしまいます。
例えば、一般的にニワトリの寿命は10年以上と言われていますが、採卵鶏が産まれて、屠畜されるまでの期間は1年半です。
牛乳のために飼育される牛たちは、人工授精で4産くらいさせられて、およそ3-4年で屠畜されます。人間でいうと15歳くらい。
辛い日々をおくる家畜たちの人生が短いことは救いでしょうか?
例えばイギリスで、ヴィーガンは2%だけれど、フレキシタリアン(準菜食主義者)は17%もいます。できることをするだけでも影響は0ではないことを考えると、自分にもできることがあるって嬉しいなと思います。