夏の贈り物 2026


THE GIFT OF 
  READING TIME

Summer Gift 2026

THE GIFT
OF READING TIME


Concept

本を読む時間を贈る。

今年のミレイネの夏の贈り物は、「本を読む時間」がテーマです。

フランス語翻訳者・松永りえさんの蔵書から、贈られたら嬉しい文庫本を選んでいただき、ミレイネのお菓子とともにお届けします。新品ではありませんが、松永りえさんの本棚で時を過ごし、今回の贈り物のために選ばれた一冊です。黒いブックカバーで包み、読書の時間に寄り添う夏のギフトに整えました。


フランス語翻訳者・松永りえ

Translator

フランス語翻訳者・松永りえ

上智大学外国語学部フランス語学科を卒業後、翻訳家としてのキャリアを歩む。フランス語で書かれた世界を日本語で読者に届ける仕事を続け、近年は、エマニュエル・プイドバ著『鳥頭なんて誰が言った? 動物の「知能」にかんする大いなる誤解』、ジャン=イヴ・モリエ著『ブックセラーの歴史 知識と発見を伝える出版・書店・流通の2000年』など、知の見方を広げるノンフィクションの翻訳も手がける。ほかに、2010年フィールズ賞を受賞した数学者セドリック・ヴィラーニの著作『定理が生まれる』、トニーノ・ブナキスタの小説『マラヴィータ』(文春文庫)など、文理を問わず多様なジャンルの翻訳に携わっている。

言葉と言葉の間に橋を架ける仕事から生まれた、膨大な読書の時間。そのなかから選ばれた一冊が、あなたの贈り物になります。。

訳書一覧 →


Two Words

一冊ごとに、ふたつの言葉を添えて。

For the Giver

選ぶ方へ

どの一冊を選ぼうか…そのよすがになる言葉です。松永りえさんがそれぞれの本について書き下ろした紹介文が、あなたの選択を支えます。

For the Recipient

受け取る方へ

この本について、ちょっとだけ教えてくれる言葉です。コンテキストや読みどころを松永りえさんが綴った一文が、本を開く興味をそっと引き出します。


本とお菓子とコーヒーの夏のギフト

Book Selection

蔵書から、一冊を。

本にはミレイネの黒いブックカバーをお付けします。

01

マラヴィータ

トニーノ・ブナキスタ著 / 松永りえ訳 / 文春文庫

「この本は私が翻訳した仕事のなかでもおそらく最も楽しんだ作品です。あれから…」

02

わたしたちが孤児だったころ

カズオ・イシグロ著 / 入江真佐子訳 / ハヤカワepi文庫

「本書はカズオ・イシグロの作品としては必ずしも好評ではなかったとも聞きます。1910年代、そして…」

03

未来をつくる言葉

ドミニク・チェン著 / 新潮文庫

「アジア諸国にルーツをもつ数カ国語を操る父と日本人の母のもとに、東京でフランス国籍者として生まれた著者は、その生い立ちからして…」

04

ケンブリッジの哲学する猫

フィリップ・J・デイヴィス著 / 深町真理子訳 / ハヤカワ文庫NF

「応用数学の分野の研究で知られた数学者である著者は、数学の専門書はもとより、数学をテーマにした哲学エッセイや、アカデミシャンたちの研究現場についてのエッセイも執筆しました。本書は…」

05

クロワッサンとベレー帽

鹿島茂著 / 中公文庫

「本書は鹿島茂さんが1980〜90年代に新聞や雑誌などさまざまな媒体のために執筆したエッセイを…」

06

ロシアは今日も荒れ模様

米原万里著 / 講談社文庫

「2026年で実質的な「プーチン時代」は27年目に入りました。つまり、いまの30歳以下の日本人は、プーチン・ロシアの時代しか…」

この本を贈る
07

嘘つきアーニャの真っ赤な真実

米原万里著 / 角川文庫

「私はこの米原万里さんの代表作とも言える本書を読み返すたびに泣いてしまうのですが、もしかしたら…」

08

停電の夜に

ジュンパ・ラヒリ著 / 小川高義訳 / 新潮文庫

「2000年代初頭、短編集であり、しかもデビュー作でありながらピューリッツァー賞を受賞した、ロンドン生まれ、ベンガル人の両親をもつインド系アメリカ人女性作家による世界的ベストセラーです。21世紀という時代は…」


ミレイネの黒い紙のブックカバー

Book Cover

ミレイネの
黒いブックカバー。

本にはすべて、黒い紙のブックカバーをお付けします。
ブックカバーには、しおり紐を付けました。最近の文庫本ではあまり見かけなくなりましたが、この風情のあるやわらかな紐は、しおりよりもしっかりとページを覚えていて、読書の続きに戻してくれます。